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asagao’s blog

日記と雑記、読書メモは個人的感想でネタバレ含みます。

ホビットを見ました。

ホビット 決戦のゆくえ(字幕版)

いきなり三部作の最終章です。

ロード・オブ・ザ・リングが結構のんびりした感じだったので、眠くなったら見るのやめようと思って見ました。

が、もう最初のドラゴンとの戦いのシーンから手に汗握る展開。

左手にスマホ、右手をグーに握りしめている自分がいました。

紅茶飲むのも忘れてました。

これはおすすめです。
Amazonプライムになってます。

個人的に特に好きなシーン

1。冒頭、父子の絶体絶命ドラゴン退治。
無敵ドラゴンの弱点に気づいた父の表情に注目!
勇気ある息子との圧巻の逆転劇!もうここですでに涙腺崩壊。カッコ良すぎです。

2。以外と武闘派な魔法使い。
ビックリするほど魔法を使わない魔法使いお二方。
そのかわり、杖で殴る殴る突く払う。
老人がこれほどカッコいい映画はカンフー映画以来です。またもや絶体絶命の危機に水戸黄門みたいに登場するんです。うわー!きたー!

3。ドSエルフの華麗なる戦い。
あの独特のメイクとサラッサラッのストレートヘアにオッサレーなアクセサリーを着けたエルフの王様&オーランド扮する王子。
しかも、エルフ軍ゴールドの鎧にボルドーを差し色って、どんだけお洒落さんなんですか。
絶体絶命続きなのに、「知らない。」「断る。」「関係ない。」の一点張り。でも、最後はやっぱり頼りになるエルフ達。

4。敵キャラが気持ちいいほど気持ち悪い。
もう、よくここまでデザインを突き詰められるなぁという感じです。もう、切っちゃっていーよ。と思えるくらいの醜悪さ。良くできてますよね。

5。何気にアニマルワンダーランド。
それぞれの部族の乗り物になっている生き物が的確!だよね!的なノリ。
めちゃくちゃ角が大きいトナカイ。
崖を駆け昇る羊。
その他にもラストにアニマル大集合あります。

いやぁ。ファンタジーって好きです。

架空の世界に描かれる、勇気とか、希望とか。

どう考えても絶望的な中で、躊躇いも見せずに戦いに飛び込んでいく、あきらめない主人公たち。

ラストの戦いなんて、あの数と敵の顔ぶれみたら諦めますよね。普通。

でも、ドワーフのリーダーとか、「あいつ遅いな」みたいなこと言ってて、「これじゃもたん!」とか言うんですけど、当然諦めない。

それって状況は深刻だけど、絶望や諦めに支配されていない。恐怖や迷いにとらわれた不幸な精神はそこに存在しない。

これって人生の真髄じゃないでしょうか。

絶体絶命の時。

「もう駄目だ。終わりだ。」と思えば不幸のどん底です。

でも、同じ状況でも心が、「このままだと困るぞ。さて、どうするか。」と思いながら、目の前の敵(課題や問題)を倒しつつ考えているなら、そこに不幸は無い。

少なくとも、当事者に苦しみは存在しない。
悩む事と、答えを模索することは違う。

その根本的な違いは何か。


絶対に勝つと決めているかどうかだと思います。

この物語に出てくるリーダー達は、誰一人自分が負ける事なんて考えません。

勇気凛々です。

圧倒的な自信で、逆境を見下ろしている。

いや、むしろ困難に背を見せて逃げるくらいなら、突撃する。最後は前のめりに倒れる覚悟の猛者ばかりです。

そこには、苦悩に押し潰されて立ち止まったり、逃げたりする選択肢は無いんですね。

そして、主人公ビルボ。誰よりも小さくて、誰よりも勇気のある優しい主人公。
彼の勇気で物語はラストを迎えます。
人間は弱く儚い存在かもしれない、でも、一人の存在はやはり大きい。そんな印象を持ちました。

そんなこんなで、ラストまでノンストップで楽しませてくれる大作でした。

もう、原作者が現代に生まれ変わって映像化したのではないかと思うほど良くできていました。

こういうこだわりのある映画って本当に素敵ですね。

今度、原作もゆっくり読んでみたいなと思いました。