ドラマ モンテ・クリスト伯 感想 ちょっと1回落ち着こう。

混乱しております。


注※大変ネタバレ含みます。

今回は批判的です。

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はい。幸男生きてました。

そして、伯爵トドメを刺しに来ますが、それをすみれに丸投げして帰宅。

えっえーーーっ!?そんなのあり?

なんで伯爵にトドメ刺させようとするの、ホントにやめてよ。寺門もそうだけど。

主人公をただの殺人犯にしたいの?

酷いことされたら、復讐で人を殺めていいの?

違うでしょ。
それじゃ、悪い人と同じに落ちるでしょ。

原作は決して伯爵が手を下さない。

みんな自分のやった罪を暴露されてるだけ。

そこに世界的名作の理由がある。

人の道を踏みはずしてはいないんですよ。


原作の幸男(フェルナン)は、
→伯爵がダンテスだと知り、驚きのあまり伯爵の屋敷を飛び出す。

→離婚して自宅を出ていく妻を物陰から見送る。
その後、ピストル自殺。
(これもある意味、メルセデスへの愛ゆえの選択)


それが。。。


生きてる幸男。。。

愛していたすみれに殺意。。。

えっ。ちょっと意味分からないです。。。




はっきり言えば離婚しますって言ったのに、看病してる妻も疑問。

その時の決意は?離婚を決めた感情どこいったの?

自分が愛されていたのではなく、騙されていた事に気づいたからじゃないの?

そのせいで暖は拷問と投獄。
愛する人を苦しめられた怒りはどこにいったの?



子供の為って、また簡単に理由付け。
まあ、それもわからなくはないけど。


でも、注射器使おうとするでしょ。

えっ?支離滅裂じゃない?

どちらかにしましょうよ。



前回の家族の為、悔いて死んで償おうとした幸男の方がまだ結末としては綺麗だった。



ボールペン片手に生き返って最初の言葉が、それ?

苦しめて、それでも看病している妻にそれ?

先週ラストの涙はなんだったの?


放映時間の制約が、ドラマを歪めてる?



さて、入間と神楽は暖だと知って返り討ちにしようと暗躍開始。


まず神楽。

暖だと知っている。そこから、更に消そうとする。

でも、頭突きされて自分が消されそうになる。

拘束される点だけは原作と同じ。
まあ、シンプルですね。



入間は、複雑に改変しましたね。

まずは、ダボハゼカップル。

美蘭と信一郎の繋がりにスマホの画面で、ようやく気づいた伯爵。

「やばい、美蘭は守らねば」と方針を変えて貞吉を訪ねる点は原作通り。二人の未来は伯爵が保証したと見て良いかなと。

これで、ダボハゼカップルは安泰ですよ。

ドラマでは信一郎が、はやとちりして伯爵の薬が毒薬だと思っていますが、あの流れからすると、、、まあ、中和剤ですよね。


それから、遂に安藤が実子と気づいた入間。

えーと、原作は愛人ドブレーと駆け落ちしようとして、失敗したくだりがあるので、そのドブレーの位置に安藤配置で、おそらく逮捕されての裁判ルートに。

あ、ようやく私の脳内が整理されてきました。

問題は、神楽と入間が既に伯爵が暖だと知って、復讐妨害に動くという点。

もう、ホントにダメだ。

汚い。

良心の呵責とか全くない。

原作のヴィルフォールとダングラールがすごい良い人に見えるレベル。


そう考えると原作の二人は、どこまでも人間臭い。

人間なんですよ。


よくも悪くも。


裁かれた時の二人は少なくとも、自らの罪を認めている。

そして、ダンテスの復讐さえも認めている。

そこに救いがある。

ダンテスの復讐は美しく、悪に落ちた罪人を再び、もとの道に戻す。

人間の道を見せて、この世の道理を再確認させる。

罪を憎んで、人を憎まず的なスッキリとした結末を迎えるんです。

それなのに今の流れだと、「私は暖だ!!」という水戸黄門の印籠的な決め台詞が意味を成さない。

どこで落とすのか。

ホントに期待しますよ。

フジテレビさん。

2時間すぺさる。。。ホントに。