歴史物か。。。
基本歴史物は好きです。。
今年はアニメが豊作なので、地獄楽も見てみようかと思いましてね。
開きましたよAmazonPrimeVideo!
いやOPスゴいスルメ
いやもうイントロがいい。
スルメ!スルメOP!鬼リピ。
地獄楽の世界観を盛り上げる絶妙な低音から始まるの最高ですよ。
そして、演出が良い!!ツボる!!
何の変哲もない女性が見返る仕草!!
いやこれこの角度、完璧!!
切ないというか不穏というか、なんとも心に波を立てる動き、表情なんですよ。
パッと見、ほんとに何の変哲もない動きのようで、スゴい角度のツボを突いてくる。達人か。
で、この後にも繰り返しキャクターが首を動かす場面があるんですね。
すごく人間味のある首の使い方!!!
これは、まぁ、私の考え過ぎかもしれないですが、首がテーマなんです!首が!!
首の動きに感情がドゥワーーーっと乗ってるのですよ。
斬首役と罪人の話でもありますし、首はキーワード。ここポイントです。
人が歩く姿を下から見上げるカメラワーク。
これも特徴的ですね〜!
表情は見えず、見せず。上手い。。。良い。。
気だるい歌声に、咲き乱れる不気味な花、水辺に逆さまに映る人影。
明らかに重要人物が登場するも、シルエットのみで、首だけを動かしこちらを見る。挑発的ね!
花弁に包まれる怪しげな二人、妖艶な首の動き。
再び見上げる構図と、現実にはありえない角度で泳ぐ鯉。訝しげに首を動かし鯉を見る人。
そして、三度目の人を見上げる構図。
見上げる構図が繰り返されるのは、落とされた首が見る景色ってことですかねぇ。
ねぇ!MAPPAさん!!
刀を抜くシーンはサビですよ。
血まみれの、あの姿で静から刀を抜く動。
痺れた。。
泣き叫ぶ少女(?)首の動かし方がリアル。。。
この描き方はスゴイですね。
この僅か1秒あるかないかくらいのシーンで、地獄楽のストーリーが、生半可な悲劇じゃないことを感じさせます。
一体何が!?
何が起きるのよ!?
空間の描き方が芸術的な、燃え盛る屋敷、間合いを取る人影。
そして、木に寄りかかる人の、瀕死の首の動き。
あれは未練か、諦めか。
そう感じさせる動きなんですよ!
切ない感情が湧き上がる!!
表情が見えないのに、首の動かし方だけで伝わる悲しみ。
なに何!?
あなた誰!?
どんな運命なのよ!!
キャラの予備知識ないのに早くも感情移入。
そして、嫁のお辞儀。
いくつもの襖に隔てられる。
襖に描かれた怪しげな森。
道の遠さが忍ばれますねぇ!!!
師匠らしい人を見送る人。
お辞儀が一段深くなる姿に、尋常ではない別れを表現。
さすがMAPPAさんです!!
酒を酌み交わす人、楽しげに首を傾ける。
首の動きでこれほど多彩な表現を!?
いやー。新たな発見ですね。
首に感情が現れるんですね。
命ですね〜。
ヒロインは、その首を落とすお仕事をしているわけですね。
重いな。
そして、その重さを背負うことを、イヤダイヤダ言いながらも避けない主人公。
オープニングから、スボっと沼に埋まりまして。
そのまま本編へ。
ワクワクしながら2話へ。
そして、ジャンプ+で、原作が3巻まで無料だったので(23年4/10現在)、ざざっと読んで、こんな夜中にブログまで更新している茶団子です!!
ハマッター。
こりゃハマッタワー。
アニメ楽しみです。