パリピ孔明最終話で感涙にむせぶ茶団子
「パリピ孔明」最終話。
ありがとうございます!!
最高でした。
実写ドラマは、基本見ない派の茶団子ですが、
大満足の最終話でございました。
続編を!!続編をお願いいたします!!
■何が良かったか
ぜんぶ!!
全部です!!
三国志に対するリスペクト!!
出演者全員が素晴らしいー!!!
引き込まれる歌、音楽、映像、エキストラさんまで、みんな素晴らしかったです。
愛のある作品でした。
■小林オーナー・森山未來さん
現代と1800年前を見事にリンクさせつつ、三国志ファンを納得させる状況に合った一言が最高でした!!
三国志は、現代にも通じる多種多様な人物の群像劇。
心理戦や策略には、現代にも役立つ知識が山盛り。
人間って変わってないなー!
ビジネス書にも三国志を参考にしたものがあるくらい、人間というものが語りつくされてますよね。
森山さんも、そういう深い部分が大好きなんでしょう!
すごい味があるセリフばっかりで最高でした。
最終話の「関羽みたいに、みんなぶった斬ってやればよかったな」も良かった~!!
それにしても、演技うまっ!!
いや、なんだろう。
上手いというより、
「そう、それが見たかった!!」
というツボを突いてくる達人。
ものすごい満足感。
視聴後は、肩のコリが取れているくらいの超絶技法。
そうなんです。
この爽快感を求め、私は毎週パリピ孔明を視聴しておりました。
■諸葛孔明・向井理さん
そして。。。
超絶技法を持つもう一人の達人。
向井理さん!!
「めっちゃ孔明だな!!」と叫びたくなる孔明!!
孔明なんだよ、孔明だよ、めっちゃ孔明。。。(何回言うのか)
いつ見ても優雅に、丁寧に、冷静に。。。。
その孔明が、羽扇を震わせてお辞儀するシーンなんて!!
あ。ダメだ涙腺が。。。崩壊する。。。
そして、オーナーがっ!オーナーが礼を!!
うそでしょ。ほんとに最終回なの!?(ほんとに最終回)
サマーソニアに集まる人たちが、英子の歌を聴いてみんな笑顔になるシーン。
孔明が嬉しそうに、見渡すところで泣きましたよ。
向井さん、最高の表情されてました!
これだよ。これなんだよ。
孔明が五丈原で没するまで、求め続けてきた夢は!
うわーん!!と茶団子号泣!!
戦争のない世界で、歌を聴き喜び、大切な人たちと平和な時間を過ごす。
ただそれだけのために、孔明は頑張ってたんだよーーーーーー!!!
過労で倒れて死んじゃうほど頑張ってたんだよーーーーー!!うわーん!!
「あなたはまだ死んでいない」だから、やりなおせる。
このセリフがめっちゃ刺さる理由はここなんですよね!
(馬謖を斬ったことをKABE太人に責められた時も、このセリフが刺さった)
KABE太人との口論のシーンもすごかった。
黄蓋を棒打ちするときみたいに、敵を欺くために精一杯の悪口雑言。
人の悪口とか言わない孔明が考える、精一杯の悪口雑言が、あのセリフになったのかと思うと面白い!
KABE太人が出て行った後の「一息」で表現された心理。。すごい。。
いやもう一話一話良い所があってすごい楽しかったです。
ホントは毎週感想書きたかったよー!!
■前園ケイジ・関口メンディーさん
いや、憎めない。
いや楽しい。
存在感が、はんぱないですね。
キャラクターの立ち位置を、すごく的確に理解していてすごい!!
立ち位置が持つコミカルさとか、人間としての幼さとかを上手に表現されてました。
だから面白かった。
わっるい顔するし!(笑)
普通主役に感情移入するから、敵側って嫌いになるものですけども。
ラストのしょんぼりとか、もうかわいかった。
登場人物が敵じゃなくて、ぜんぶ人間っていうのが、すごいこの作品の良い所ですよね。
孔明の愛ある叱咤で、新しく生まれ変わった前園ケイジ見たい。
■月見英子・上白石萌歌さん
すっごい普通の女の子っていう感じの戸惑いとか、信頼している孔明やオーナーに対する自然なセリフがクセになりました。
メインとしてではなく、BGMのように入っているオーナーとの会話とか、「孔明笑ってるキモッ」みたいなセリフがすごいよかった。
夢に向かって、挫折したり、悩んだり、立ち上がったりする姿が、すごく好感が持てる英子でした。
歌も不思議な心地良さがあって心に染みました。
■密偵ちゃん・石野理子さん
敢闘賞!!!密偵ちゃん!!!
陰でめちゃくちゃ大活躍!!
どんな策略も、どんな作品も、目には見えない場所で、大切な段取りを進めてくれる人がいればこそ!!
そんな影の立役者を好演!!
推しからの「ありがとう」は、推し活をした事のある人であれば、共感度MAXです。
この時の表情よかった!!
影の努力が報われた瞬間の笑顔!!最高でした!!
■KABE太人・宮世琉弥さん
視線とか動作とかうまいなぁと。
無理がない。
すごく、良い演技の解釈をされていたなと感じました。
チームに欠かせないキャラクターで、サマーソニアでの重要な役割もこなす。
最後の盛り上げ良かったですね~!!
お父さん三国志ファンなんですね!
「琉弥」と書いて「りゅうび」と読むんですって!?
劉備に由来するって、それもう「パリピ孔明」に出演することは運命だったんじゃないかと思うレベル!!
■一番心に残っているセリフ
前オーナー谷中敦さんの
「こばーーーーーーーーーーーーーーっ!!」
血まみれの小林に駆け寄りながらの一言が、何とも言えない雰囲気があって好きです。
■みんな良かった
ミア西表とマネージャー、ナナミン、赤兎馬カンフー、イースト・サウス、バスの運転手さんとか、ほんとにみんな良かったです。
レゴっぽい孔明のおもちゃとか、バーの裏側とか、オーナーのジオラマとか、ほんとに大道具さん、小道具さんのお仕事が見えました。
視聴者が知らないような、こまかな作業が沢山あると思うのですが、その作業をされている方が一人でも欠けていたら、この作品の完成度は変わってしまっていたと思います。
視聴者を楽しませたい、良い作品を作りたい、妥協しないという意気込みが伝わる作品でした。
三国志が好きという理由だけで、普段は見ないドラマを見始めました。
それほど期待していなかったというのが、正直なところです。
しかし、第一話から引き込まれました。
三国志や原作に対するリスペクトがあり、真摯に作品に向かい合う、キャストと制作陣の熱意に感嘆しました。
もし、また続編が作られるのであれば、ぜひ視聴したいと思います。
今回は、素晴らしい作品をありがとうございました!
パリピ孔明ロスで、来週からさみしいです!!!
吉川英治の三国志よも~~~~~~~~!!!(何回目)